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    2018/11/29  マネーリテラシー

    豊かな投資家と貧しい投資家の考え方の違い

    突然ですが、貯蓄額を増やし続けて豊かな投資家と、失敗や損してばかりの貧しい投資家の違いは何だと思いますか。

    少し考えてみてください。
















    ・収入が多い?
    ・儲かる情報を知っている?
    ・単に運がいい?

    上記の答えは投資家の考え方からすると、いずれもNoです。それでは上から順番に解説していきます。

    利益とリスク

    豊かさと貧しさの違いには、収入は関係ありません。なぜなら、資産を持つ人とそうでない人達の収入には大きな違いはないからです。年収が多い人が必ずしも資産家と言えるわけではなく、年収が少ない人の貯蓄が少ないわけでもありません。その違いはといえば、一般人が利益だと考えることをリスクだと認識していることです。例えばあなたの考えるお金持ちのイメージは、どんな感じですか?

    • 豪華な家に住んで、高級車に乗っている
    • 毎日飲み歩いて、お金を散在している

    残念ながらこのようなお金持ちは、偽物です。本当に資産を持っている人たちは見栄や無駄を嫌います。端から見れば、とてもケチにさえ見えます。反対に資産を持っていない人は、気風がいいが、宵越しの金を持たない生き方を実践しています。一時期は大きな資産を築いたけれど、最終的には破綻してしまった六本木のなんちゃら族なんかが良い例でしょう。豊かな投資家は投資で利益を得ても、無駄遣いはしません。「収入-支出=貯蓄額」という当たり前の考え方を実践しているかどうかです。つまり、豊かな投資家と貧しい投資家の違いは、見栄や無駄をリスクと捉えているか、ベネフィットと捉えているかの違いです。

    「儲かる」という言葉には反応しない

    あなたは何かに投資をしようと思ったとき、まず何に注目するでしょうか?おそらくほとんどの人が、どのくらい儲かるかということしか見ていないのではないでしょうか。

    「いくら利益があるのか?」
    「年利◯◯%」
    「FXで1億円」

    そう言った言葉に反応し、投資を決めてしまっていませんか。「いくら儲かるの?何%?」という視点の人は、大半が失敗します。株で何百万儲かったとか、月に何十万円とか、万が一のことは見ておらず儲けることしか見えていない。投資で損をする人は、「儲け」のことしか考えていません。貧しい投資家は儲かることばかりに注目しますが、豊かな投資家の考え方は違います。確かにどのくらいの利益になるかということも重要ですが、プロの投資家は儲けは後でまず先にその商品のリスクに注目します。世の中にはたくさんのリスクがあって、ほとんどリスクだらけです。その商品にはどんなリスクがあるかについて、投資する前に徹底的に調べます。

    • 資産に保全性があるのか?
    • 不動産のように土地があるのか?
    • キャッシュフローが生まれてくるのか?
    • 購入後に売っても0円にならないか。
    • 長期的に見て成長性があるのか?

    特に投資の裏付けとなる資産に関しては、プロはよく見ています。そしてリスクを徹底的に排除してからはじめて、投資することを決断するのです。目先の利益にばかり目がいって、リスクを無視してしまうと詐欺にあってしまうこともあります。いくら儲かるとしても、投資したお金を失ってしまったら意味がありません。貧しい投資家は、利益ばかりを追求してリスク管理を疎かにしてしまいます。その結果、貧しい人はさらに貧しくなっているのです。リスク回避の思考が、貯蓄額を増やします。

    確率を信じる

    豊かな投資家の考え方は、確率を重要視しています。物事のあらゆることを、確率で考えます。宝くじを当てて一攫千金を夢見るのではなく、宝くじが当たる確率はどのくらいのなのかまずその確率を出してみるのが豊かな投資家の考え方です。ちなみに宝くじで1等が当たる確率は、約1000万分の1=0.00001%となります。この確率は、落雷にあう確率と一緒です。もっとイメージしやすい表現でたとえると、東京ドームの広さは46,775平方メートルです。宝くじ1枚の大きさは縦7cm×横15cmです。これを1,000枚敷き詰めると、105,000平方メートルになります。その中に1等はどのくらいの割合であるかというと、東京ドーム2個分と四分の1の宝くじの中に1枚だけあります。このように考えると、宝くじで夢を叶えようというのは確率的にとても低い割合であることがわかります。豊かな投資家は漠然と物事を考えるのではなく、確率にして投資するかどうかを判断しています。そのため運が良い悪いと言ったことは、関係ないのです。

    複利

    複利の力を利用することで、次世代に渡るまで大きな資産を残していくことが可能です。かのアインシュタインも「世の中で一番すごいのは複利の力だ」と言っています。しかし残念なことに、日本人のほとんどがこの力を活用できていません。
    例えば資金が1000万円あったとして、7.2%で運用するとします。すると運用利益で1年後に、72万円に増えます。

    たった72万円。

    そう思ったあなたは、投資で騙されやすいタイプの人かもしれません。1000万円運用して72万円増えたし、欲しいものを買おう。そういう考え方の人は、資産を残すことができません。貧しい投資家の多くは、1年後に72万円使おうと考えます。しかし豊かな投資家の考え方は、そこで72万円を再投資します。このように運用して得た利益を使わずに再投資して、1000万円を7.2%の複利で回すと10年で2倍になります。20年経てば4倍になり、3000万円がタダで手に入ります。そして、30年経てば8倍になります。10年後より30年後の方が、とんでもなく楽になります。お金は使うものですが、財産を作るという視点になるとそうではありません。働ける間は、働くことにフォーカスしましょう。

    短期よりも長期投資

    投資で資産を増やして成功するためには、時間を味方にしなければなりません。これは逆も真で、時間を味方にしていない人はどういう結果になっているか考えてみてください。貧しい投資家の考え方は、短期投資です。多くの人が目先だけ見ています。例えば、

    5倍や10倍でFXをやる
    信用取引で3倍
    ◯◯コインに投資
    パチンコや競馬、麻雀

    今すぐ、短期で儲けよう!
    できるだけ短期に!
    とにかく短期で儲けたいを続けるとどうなるか、、、
    時間は味方してくれません。

    カジノではたまに勝つことはあるけれど、最終的には負ける回数や負ける金額の方が多くなります。多くの人が短期で儲けたいと思うが故に、最終的には損をしています。損をしたくなければ、豊かな投資家の考え方は短期投資よりも長期投資です。本当の投資は、10年単位でしなければ時間は味方してくれません。以前お話しした複利も、時間があるからこそ有効なのです。

    攻めと守り

    「攻撃は最大の防御」ということわざがあります。孫子の兵法の一つとされていますが、投資でこの考え方を実践すると資産を増やしていくことができます。豊かな投資家の考え方として、徹底した守りがなければ攻めはないのです。例えば将棋を例にとると、素人はまず攻撃することを考えます。その一方で、中級者以上の人は守りに徹します。上級者になればなるほど相手の守り方を見ながら、相手が攻撃しにくい守りを考えるのです。将棋の上級者の試合を見ていると分かるのですが、お互いに「相手のどの部分の守りが弱いか」の探し合いをしています。そこにほんの少しのホコロビを見つければ、すぐにそこを攻撃します。

    素人は攻めて攻めて攻め続けて、後もう一手というところで手詰まりになり、そこを相手に突かれてやられるということが結構多いのです。会社の事業を例にすると、多角化してどんどん攻めた時、本業以外の事業がうまくいかなくなったとする。するとそもそも本業の事業自体もフォーカスできなくなり、そして本業自体もダメになって破綻するということがあります。だから資産運用でも、儲かる方へ、儲かる方へと追いかけていくと大体が損をします。儲かるものへと攻めすぎると、ハイリターンばかりを見てしまい、リターンを追求したが故にリスクが見えなくなるからです。

    それでは豊かな投資家の考え方に、攻めはないのかというとそうではありません。彼らは普段守りに徹し、チャンスを待っているのです。とにかく守っていれば、ある時バブルが起こったりします。そんな時、彼らは一気に攻めに出るのです。しかし、貧しい投資家は守りをしないで、バブルが発生してから飛びつく。すると、大火傷をする確率が高くなるのです。小さな防御を常に行うことで、お金だって溜まっていきます。あなたの周りを見れば、お金を使うことに対して防御してきた人の方が、お金がたまっているはずです。無謀にも株やFXで攻めまくった人の現状はどうでしょうか?

    投資の基本は「守り」です。抽象的に言いますが、変動リスクの小さい資産を保有すれば大損しにくくなります。衰退リスクを避ければ、長期的に損をしにくくなります。キャッシュフローのある資産を保有すれば、下げても戻る確率が高くなります。不動産などの裏付けがあれば万が一でも不動産が残りますので、ゼロにはなりません。金融機関で扱っている公募の金融商品に投資をするなら詐欺のリスクがありません。投資家のプロはこの道で生きているのですから、再起不可能な失敗は許されません。だから儲けなんかより、資産を減らさないことにフォーカスをしているのです。とにかく損しないもの、損しないもの、を追いかけていくと結構儲かったりします。とにかくリスクを回避、リスクを回避することで、残ったものが最終的にダイヤモンドリターンになります。

    この記事を書いた人
    投資メディア編集部
    投資メディア編集部

    日本人の投資を真剣に考えるメディア編集部スタッフ(一般社団法人日本社会投資家協会所属)です。
    私たちは、日本人に足りていないマネーリテラシーを高め、自己犠牲を伴わない社会貢献型の投資をお伝えしたく、日々活動しています。
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