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  • 必見!老後のための貯蓄方法とは?

    2018/11/29  マネーリテラシー

    皆さんは、老後の備えについて、どのように行っておりますか?老後の生活費に夫婦で最低月27万円、さらにゆとりのある老後を過ごすには、夫婦で35万円必要とも言われています。この状況では、公的年金だけで生活費をまかなうのはとても厳しい状況と言えます。では、老後のためにどのように貯蓄したらよいのでしょうか?今回は、老後の貯蓄に最適な貯蓄方法をご紹介します。

    老後のおすすめ貯蓄方法は、定期預金・保険・年金の3本立て!

    老後の貯蓄方法といっても、あまりにも漠然としていていったい何から始めたらよいのか…と迷っている方も多いと思います。貯蓄と一言でいっても、毎月決まった額を貯めるというのもなかなか難しい…というか、続かないというのが本音ではないでしょうか。
    実は、老後の貯蓄を考える上で大切なのは、「定期預金」「保険」「年金」の3つに分けて考えること。ただ単に自分で口座に貯めるだけではなく、いろいろな選択肢を複合的に組み合わせて貯めることがいいでしょう。

    ①老後のための貯蓄方法~「定期預金」で貯める!

    さて、まずは一番オーソドックスな口座に貯める方法です。といっても、ただ単に気が向いた時や余裕のある時に口座へ預け入れする…という方法では、自分に甘くなってしまい結局いっこうに貯まらない…というのがオチです。では、そんな「貯め忘れ」をどのように防ぐかというと…、ズバリ「毎月の給料からの強制天引き」これしかないでしょう。

    ●会社員におすすめの方法はこれ!…「社内預金制度」「財形貯蓄」

    具体的に会社員の場合は、「社内預金制度」「財形貯蓄」といった制度が会社にある場合があります。その場合、会社員の方はこのどちらかを利用するのがおすすめです。
    まず、「社内預金制度」は、その名の通り会社がお金を管理してくれるというもの。これは、会社が毎月給料やボーナスから任意の額を天引きして、従業員の貯蓄の管理をしてくれるものです。しかも、会社の福利厚生というくくりになることから、厚生労働省により下限金利が設定されているため、「0.5%以下の金利にしてはいけない」(毎年見直しあり)という高金利が保障されています。昨今、大手銀行の定期預金の利息は0.01%程度なので相当高金利ですよね。ですが、利子には税金が引かれますし、万が一会社が倒産した場合は回収できるかは不透明…というリスクもあります。
    一方「財形貯蓄」はどう違うのでしょうか?実は、財形貯蓄も社内預金制度と同じく給料から天引きというのは同じなのですが、お金を会社で管理してくれるものではなく、通常の金融機関が管理をする違いあります。そのため、金利も通常の金融機関の預金金利と同じ水準といった場合が多いのです。また、一口に財形貯蓄といっても種類は3種類あり、「一般財形」「財形住宅(住宅購入目的)」「財形年金(年金目的)」に分けられます。社内預金制度のような高金利は期待できませんが、貯蓄の目的が、住宅購入・年金といった場合、一定額(利息含め550万円)まで課税がされないというメリットがあるのです。

    ●自営業におすすめの方法はこれ!…「自動積立定期預金」

    では、上記の制度がない会社員や自営業の方はどうしたらいいかというと、「自動積立定期預金」を利用しましょう。これは、任意の額を毎月自動で積立定期貯金に貯めるものになります。これは、普通預金と違って簡単におろすことができないですし、普通預金よりも少し利率も高いためぜひ利用しましょう。

    …と、ここまで定期預金の話をしてきましたが、普通預金で管理できる意志の強い人ならネットバンクの「普通預金」という手もあります。というのも、実は金利が高いことと、金融商品によってネットショップでのポイントゲットなどさまざまな特典があるためです。一口に「貯める」といっても様々な方法があるので、自分にとってベストな方法を見つけてコツコツ貯めていきましょう!

    ②老後のための貯蓄方法~「保険」で貯める!

    ①がオーソドックスな、いわゆる「貯蓄」方法になりますが、それだけじゃ安心できないという方も多いと思います。そこで、プラスで取り入れたいのが「保険」で貯めるという方法です。いったいどういうことかというと、掛け捨てではく「貯蓄型」の保険を選ぶということ。保険で貯める方法として、主に以下の3種類に分けられます。

    ●終身保険…続けやすい「低解約返金終身型保険」がオススメ

    終身型生命保険にもなって、将来的には一定額を返金されるというもの。中でも、「低解約返金終身型保険」は、通常の保険料よりも月々の保険料が安く設定されているため続けやすく、月々の支払額が高くて途中解約してしまう危険性がなくなります。払い込み期間中に万が一解約してしまうと損をしてしまうため注意が必要ですが、逆に損をしたくないため貯蓄する習慣がつきます。

    ●個人年金保険…民間の個人年金保険でしっかり「年金」&「保険」

    これは、「年金」という名前はついているものの、民間の生命保険会社が行う金融商品になります。個人年金保険とは、老後に年金として受け取ることを目的に保険料を積み立てるものです。また、「保険」という意味合いもあり、死亡保障がついているのが特徴です。これは、保険料払い込み期間中または受取保証期間に本人が死亡した場合に、遺族に払い込んだ年金が支払われます。
    ちなみに、個人年金保険には、「固定金利型」で将来もらえる金額がわかっているものと、「積立利率変動型」というその時の金利の状況で変わるものがあります。そのほかにも、「変額年金」といったものもあり、保険会社が運用し、その結果受け取る金額が変動するといった投資信託のような保険もあります。この場合は、保険会社の運用次第というリスキーな部分があり、慎重に検討が必要でしょう。
    また、個人年金保険の受け取りに関しても種類があり、「終身年金」と「確定年金」があります。終身保険は、本人が死亡するまで一生涯もらえる年金になります。それに比べて確定年金は、年金がもらえる期間が決まっているものになります。
    個人年金保険といっても、さまざまなパターンがあるため、決める際にはどのプランがいいのかよく吟味して決めましょう。

    ●外貨建て保険…海外の高金利を利用

    外貨建て…?そう聞くとよくわからない人が多いのではないでしょうか。「外貨建て」とは、「日本円を外国の通貨に両替し、そのお金で保険に入ること」を言います。つまり、外国の通貨で保険料を支払うことになるため、保険金や解約返金といった受け取りも、その国の通貨の値動きで決まるのです。
    また、外貨建ての保険は、終身保険や個人年金保険などさまざまな種類があります。では、なぜわざわざ外国の通貨で保険に入るのかというと、海外の方が金利が高い国が多いため、受け取り時にかなり受取額が高い可能性がある場合があるからです。
    しかし、これはハイリスクハイリターン。為替の影響を受けるため、払った保険料が、実際の受取額よりも下回ることもあるのです。また、毎月の払い込む保険料も為替の影響を受けるため、為替の変動によって払い込む額が大幅に上がってしまうという可能性もあり、慎重に検討が必要です。外貨での投資経験がある人なら抵抗がないかもしれませんが、経験がない方はあまりおすすめできません。

    ③老後のための貯蓄方法~「年金」を増やす!

    最後に、保険以外に「年金」そのものを増やす方法をご紹介しましょう。そうです、実は「年金」にもいろんな種類があるため、組み合わせ次第で将来受け取る年金を増やすことができるんですね。では、一緒に年金を学んでいきましょう!

    ●個人型確定拠出年金(iDeCo)

    最近よく聞く制度ですが、名前が難しくて、よくわからない…という方も多いかもしれませんね。これは、確定拠出年金法というものに基づいた私的年金制度のことです。
    では、この「確定拠出年金」とはそもそも何なのでしょうか?これは、掛け金を使って運用し、運用の結果次第で受け取る年金が決まるというもので、毎月の掛け金が決まっているものになります。
    また、この確定拠出年金には2種類あり、「企業型確定拠出年金」と「個人型確定拠出年金」があります。「企業型確定拠出年金」は、会社が掛け金を出し、運用する金融商品や掛け金の配分は加入者となる従業員が決めるもので、会社が従業員の退職後のことを考え行っている制度になります。
    一方、個人型確定拠出年金(iDeCo)は、自分自身で掛け金を出し、自分で運用や掛け金の配分を決めるものになります。なので、将来受け取る年金は、自分の決めた運用次第で変わるということになります。ちなみに、すべての掛け金が所得控除になったり、年金受け取りの際にも税金の控除があるほか、条件さえ満たせば誰でも利用できるため、気軽に始めることができるでしょう。

    ●国民年金基金

    上記の確定拠出年金と違い、将来の年金額が決まっているものになります。通常会社員は自動的に「厚生年金」に加入するため国民年金のほかに上乗せ分があるわけですが、自営業者の方は通常であれば国民年金だけということになります。そこで、自営業者はその上乗せ分として国民年金基金に自分で加入することで年金を増やすことができるのです。そして、受け取り方法も、本人が死亡するまでの受け取れる終身型と期間が決まっている確定給付型があります。
    ただし、さまざまな控除がある個人型確定拠出年金(iDeCo)とも合わせて加入できるものの、両方とも合わせて、月68,000円が限度という条件付きのため、それぞれ満額掛けるということができないのが注意点です。

    ●付加年金

    ラストは、「付加年金制度」をご紹介しましょう。これは、自営業者が少額でも受け取れる年金が増やせる制度になります。国民年金保険料に毎月400円プラスすれば、将来の年金に「200円×月数」がプラスされることとなります。
    ただし、国民年金基金と同時に利用できないというデメリットはあるものの、個人型確定拠出年金(iDeCo)とは同時利用が可能で、合計して67,000円が限度という条件付きになります。国民年金基金に入るほど生活にゆとりがないが、少額でも年金は増やしたい!という人や、他の民間の個人年金を利用する人などが加入するのにおすすめです。

    【まとめ】老後の貯蓄方法は、定期預金・保険・年金の3本立てで組み合わせる!

    このように、老後の貯蓄方法といってもさまざまな方法がありますよね。定期預金・保険・年金、どれか一つではなく、この3項目をうまく組み合わせることで、リスクを分散し、現在の生活に最適な貯蓄方法を見つけることが大切です。ただ、老後の貯蓄にとらわれて、現在の生活に負担がかかり月々の支払いができない…なんて本末転倒にならないように、自分の現在の状況をしっかり見つめ、無理のない貯蓄計画を立てましょう。また、老後に向けての貯蓄には、若い時からのコツコツとした積み重ねが大切です。少しずつでもいいので、貯蓄する習慣を身につけて老後の生活に備えてほしいと思います。

    この記事を書いた人
    投資メディア編集部
    投資メディア編集部

    日本人の投資を真剣に考えるメディア編集部スタッフ(一般社団法人日本社会投資家協会所属)です。
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