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    2019/01/23  マネーリテラシー

    昔から、日本ではお金の話をおおっぴらにするのは恥ずかしいというような風潮があります。はしたないとか、自慢しているというようなイメージがあり、フランクに話すことは今でもあまりないかもしれません。しかし、そのような風潮のためお金に対する教育がされないまま成人し、社会人として働く年齢になってもお金のこと、投資のことなどがわからない人が多くなっています。こういった、「マネーリテラシー」が欠如したまま過ごすと、いざというときや自分が働けなくなったときに困ることが多くなります。ここでは、「マネーリテラシー」という用語とその能力について解説していきます。

    マネーリテラシーとは?

    では、「マネーリテラシー」とは一体どういう意味なのでしょうか。直訳すれば、「お金の読解記述力」だそうですが、もう少しくだけていうと「お金とはどういうものか、そしてそのお金をうまく使っていく能力」だといえます。

    たとえば、投資やローン、税制や保険など、世の中にはいわゆる「金融商品」と呼ばれるものがたくさんありますよね。そういったものはすべてが詳しく平等に説明してあるわけではありませんし、まして日本ではそういったものを教えてもらう機会はかなり少ないです。しかし、この「マネーリテラシー」がある=お金に関わる制度や商品を知っていて、自分の資産形成のために活用できる、ということは生活していく上でとても重要なことではないでしょうか。

    いままでのように、やみくもに貯金だけしていても金利は低く、思ったように増えては行きません。しかしまだまだ多くの人が貯金していたり、お得な税金優遇制度をつかっていなかったりと、日本人の多くはマネーリテラシーがしっかりしているとは言いづらい状況です。しかし、そういったことを勉強するのに遅すぎることはありません。今からでもしっかり自分の資産とその運用方法を考え、資産形成をすることは誰にとっても重要です。

    2016年に行われた金融リテラシー調査において、日本人は諸外国の正答率より10%前後低いという結果が出ました。特に、長期的なスパンの資産形成について、知らないもしくは考えが足りなかったのです。資産を増やしていく・残していくためにはどのような運用をしていくのがいいのか、また選択肢は何があって、どれが自分に合っているのか?このようなことを日ごろから考えておくことが重要です。

    また、学校教育においてのマネーリテラシー教育はあまり進んでないといえます。公的教育ではなかなか身につけるきっかけがないこともあり、証券会社などの金融機関が子供むけのマネー講座を開くこともあります。働き始めたときに、自分が働いて得たお金をどう使うか、小さいころから教えていくのも重要なことです。

    マネーリテラシーをどう勉強していけばいいのか

    では、今からマネーリテラシーを学んでいくためにはどのような方法があるでしょうか。一言で言ってもお金にまつわるものは身の回りにたくさんありますよね。しかし、まずは自分が確実に利用する・お世話になるものから学んでいってはどうでしょうか。

    たとえば、税制や年金制度。税金は住む場所やもちろん収入にも関連してきますし、ふるさと納税などで優遇されるものも多いです。保険に入っていればもちろん払った分の割合で調整されますし、NISAも毎年120万円までは非課税になっています。マネーリテラシーというと「投資」のほうへ考えが行ってしまう人もいますが、まずは「増やす」より「支出を減らす」という意味で税制度の勉強をしてみてはいかがでしょうか。

    また、将来のために「残す・貯める」というお金も必要です。夫婦であれば、子供が生まれればその分生活費が上がりますよね。また、小学校、中学校、高校、大学…と上がるにつれて、入り用のものも増えてきますし学費も必要です。そのためには、子供が生まれる前から、もしくは子供ができてからでも、そのときに必要な費用を計算して残しておかなければなりません。たとえ独身であっても、けがをして入院したらどうするか、働けなくなったら、定年になったら…など、人生のイベントやリスクに備えてお金を残しておく・貯めておくのも重要です。どういう残し方・貯め方があるのかわからなければやみくもに貯金しておくかもしれませんよね。しかし、銀行の金利は現在かなり少ない。もう少しでも増野草と思えば選択肢はたくさんあります。そういった観点からもマネーリテラシーの勉強は始められるのではないでしょうか。

    いずれにしても、マネーリテラシーを勉強していく・習得していくコツは自分のライフプランをしっかり考え、それにあったものを検討していくのが重要です。

    海外のマネーリテラシーはどうなっている?

    さきほど日本はマネーリテラシーが諸外国より低いといいましたが、海外の人々はマネーリテラシーを一体どのように習得しているのでしょうか?

    例えばイギリスでは、小学校低学年から高校生まで、きっちりとした金融教育がなされます。お金とは一体何か、という定義の部分から始まり、お金の管理の仕方、増やし方、お金を使うことの自分への責任や社会的責任などみっちりと教えられます。お金のことを人前でなんて話せない…という日本とは全く違いますよね。さらに、18歳未満のみが解説できるジュニアISAというものがあります。親が子供名義で開くものではありますが、子供は16歳になれば自分で運用できます。ただし、18歳までは引き出すことができません。日本でも、ジュニアNISAが始まり、年々子供へのマネーリテラシー教育は変わりつつあります。

    一方アメリカは、各州によって金融教育の方法が違います。ですが、かなり熱心にマネーリテラシーの取り組みはされているようです。アメリカはゲームで学ぶことが多く、子供たちにもとっつきやすいものになっています。そう思うと、「モノポリー」なんかは不動産を取引し資産を増やしていくゲームですので、アメリカ発祥というのもうなずけますね。

    このように、海外の各国では子供のころからお金に触れ、考えさせるような授業や取り組みが多くなっています。日本でこのようなことをしているところはめったにありませんよね。ですが、だれもが生活に根強くかかわってくるお金の知識はやはり小さいころからしっかり考えさせるのがいいのではないでしょうか。

    まとめ

    マネーリテラシーについてまとめました。いわゆるお金の知識と活用方法、といったことですが、重要なのは「減らす・貯める・増やす」のバランスです。ところが、その方法はしっかり調べないと損をするばかりになってしまいます。しっかりと勉強するのであれば、まずは「出費・税金を減らす」というところからやってみるといいかもしれません。

    海外のように、小さいころからお金のことを教えていくのもその子にとって将来必ず役立つはずです。お子さんと一緒に勉強するのもいいですよね。長い人生、自分のライフプランをしっかりと考えてマネーリテラシーを高めていきましょう。

    この記事を書いた人
    投資メディア編集部
    投資メディア編集部

    日本人の投資を真剣に考えるメディア編集部スタッフ(一般社団法人日本社会投資家協会所属)です。
    私たちは、日本人に足りていないマネーリテラシーを高め、自己犠牲を伴わない社会貢献型の投資をお伝えしたく、日々活動しています。
    1つでも多く、みなさまのお役に立つ情報を提供していきますので、楽しんでいってください。

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