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  • 本当は教えたくない!投資のプロが株で重視するポイント
  • 本当は教えたくない!投資のプロが株で重視するポイント

    2018/11/29  マネーリテラシー

    なぜ投資初心者は失敗するのか

    1、 プロとフォーカスしている視点が異なる

    投資しようとする時、あなたは何を重視して判断するでしょうか?

    ・いくら利益があるのか?
    ・どんなリスクがあるのか?
    ・どこで運用するのか?

    などなど、いろいろな条件があると思います。投資で失敗する初心者の特徴として、考える視点が投資のプロとは大きく異なっている点があげられます。それでは異なる視点は何なのか、次に見ていきましょう。

    2、いくら儲かるのかしか見えていない

    確かに投資のプロと初心者の違いとしては経験的なものがありますが、経験以上に投資を行ううえで重要なことがあります。それは投資を決める際、何にフォーカスするかということです。投資初心者が投資を決める際、どのくらい儲かるのか、利益がでるのかということしか考えていない傾向があります。初心者が取り組みやすい投資として株やFXがありますが、まず儲けから入ります。株で何百万儲かったとか、月に何十万円とか、万が一のことは見ておらず、ほとんどが儲けしか見えていない状態と言えます。投資信託や株を見ても、「いくら儲かるの?何%?」ということが気になって仕方がないという人は、大半が失敗します。

    プロ投資家が重視しているものとは?

    1、リスクにフォーカス

    それではプロはどこを見ているのかというと、儲けは後です。世の中にはたくさんのリスクがあって、ほとんどリスクだらけと言えます。具体的に挙げると、
    ・資産に保全性があるのか?
    ・不動産のように土地があるのか?
    ・キャッシュフローが生まれてくるのか?
    ・購入後に売っても〇円にならないか?
    ・長期的に見て成長性があるのか?
    特に投資の裏付けとなる資産を、プロはよく見ています。

    2、プロと初心者では立場が異なる

    投資のプロは、投資で生計を立てています。この道で生きているのですから、再起不可能な失敗は許されません。だから初心者と違って儲けなんかより、資産を減らさないことにフォーカスをしているのです。

    分散投資や高利回りのヘッジファンドでも安心とは言えない
    分散投資は一般的に、リスクが分散されて安全とされています。だからと言って、そこで安心して丸投げしないのがプロと投資初心者の違いです。幅広く分散投資したファンドだとしても、プロは分散投資した各ファンドの投資先をしっかりと見ています。投資したからといってそれぞれの投資先の中で、十分な資産価値がないものに投資をしていたらそれはとても危険なことだからです。
    高利回りのヘッジファンド※1だとしても、十分な資産価値の裏付けがない商品もあります。投資初心者が失敗する原因として、投資先をきちんと見ずに資産価値のないものに簡単に投資してしまうことです。

    ※1 ヘッジファンド

    先物取引や信用取引といった複数の取引手法や金融商品に分散して投資し、相場の上げ下げに関係なく高い運用収益を得ることを目指す投資の一つです。ヘッジ(hedge)は英語で「避ける」という意味で、相場が下がったとしても資産が目減りすることを避けるというところから来ています。一般的な投資信託は相場が一方向に動いた時のみ利益がでる仕組みが大半を占め、運用の仕方が限られています。それに対してヘッジファンドは比較的自由な運用手法がとられ、相場に関係のない先物取引や信用取引が活用されています。

    初心者は利益率が高いものの危険性を知らない
    年利20%以上など、価格変動が激しくてハイリターンの商品はとても魅力的です。投資したお金が倍になるのを何十年も待つよりも、すぐに倍になる方が嬉しいに決まっています。しかしそこが初心者がやられてしまう落とし穴で、価格変動が大きなものは真の資産価値がわずかしかないのです。最近話題のBitcoinを例にしてもバブルの部分が変動しているだけなのに、投資初心者は儲けたいがために、しっかりと吟味せずに投資をしてしまいます。

    世の中はリスクだらけだと考えよ
    上述したリスクの他にも、世の中にはいろんなところにリスクがあります。

    他にもリスクはいろんなところにあって、取引先が破綻するなどで損失となる「カウンターパーティーリスク※2」や、利益だけでなく変動リスクまで大きくする「レバレッジリスク」などもあります。レバレッジは大したことはないと言いますが、変動リスクがとんでもなくあります。レバレッジをかけて取引するとすれば、変動リスクが30%だとしても3倍なら90%になります。FXでのレバレッジは10倍以上が普通ですから、為替の平均的な変動リスク35%に10倍もレバレッジをかければ、350%の変動リスクになるのです。そんな危険なことを、投資初心者は平気でやります。
    そして利回りにとらわれた結果、元本が消えてしまったという話はいくらでもあります。利回りが何倍にもなるとか、そんな話の裏にはリスクだらけなのです。

    ※2 カウンターパーティーリスク

    株式や債券などの取引先が、契約が終了する前に破綻するなどして契約通りの支払いがされないリスクのこと。

    投資初心者とプロでは失敗に対する意味が異なる
    投資初心者にとっての投資の失敗は、「儲からないこと」です。それに対してプロは、「損をしなければ失敗じゃない」と考えます。ここで、失敗に対するプロと素人の間に考え方の違いがあります。だからプロは、リスクをいかに減らすかを重視するです。その証拠に、投資信託などの目論見書には、「為替変動リスクがある」といったリスクについての記述があります。一方ヘッジファンドの目論見書には、「リスクに対してどういう管理を行うか」について書いてあります。
    プロの投資のやり方は、リスクに対しての管理体制をまず作ってから始めます。ところが初心者はたいていリスクがあることを知ったとしても、「そうなんだ」。それで終わりです。
    投資で失敗しないためには、リスクをどう管理するか正確に把握した上で行うと良いでしょう。

    この記事を書いた人
    投資メディア編集部
    投資メディア編集部

    日本人の投資を真剣に考えるメディア編集部スタッフ(一般社団法人日本社会投資家協会所属)です。
    私たちは、日本人に足りていないマネーリテラシーを高め、自己犠牲を伴わない社会貢献型の投資をお伝えしたく、日々活動しています。
    1つでも多く、みなさまのお役に立つ情報を提供していきますので、楽しんでいってください。

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