日本人のマネーリテラシー向上メディア
  • HOME
  • >
  • マネーリテラシー
  • >
  • 投資リスクとは?リスクの種類と付き合い方について
  • 投資リスクとは?リスクの種類と付き合い方について

    2018/11/29  マネーリテラシー

    投資の世界でのリスクとは、変動性を表します。株価の価格は上下に変動しますが、上がっても下がってもそれはリスクになります。そのため投資でのリスクは、一般的に知られる危険を表すリスクとは異なりものになります。さらに投資のリスクには、いくつか種類がありますのでそれぞれについても詳しく解説していきます。

    投資リスクとリターンについて

    投資には、リスクとリターンが存在します。リターンは投資した結果、得られる利益や損失を表します。リスクは上にいったり下にいったり、両方に変動リスクがあります。そのため全くのリスクゼロという商品は、この世の中には存在しません。
    こういったことを言うと、それなら国債はどうなの?リスクゼロではないの?といった声が聞こえてきそうです。日本の金融機関(銀行・証券・保険会社)は、国債のリスクをゼロにしています。しかしヘッジファンドの世界では、リスクゼロという考え方はどこにも存在しません。
    また一般的な説明では、リスクとリターンは表裏一体といった説明がなされています。しかし元ヘッジファンドマネージャーの経験から言いますと、完全な表裏一体ではありません。リスク管理を行うことで、上に50%行くけれど下には20%しか下がらないようにすることもできます。特に経済成長期の国では、成長の波に乗ると下に行くことが少なくなります。そのためハイリスクハイリターンでなければ利益は得られないということもありません。株式や投資信託を買わせるために、リスクを大きく取らなければ大きなリターンは得られないといって投資家に無用なリスクを取らせているのです。

    国債や預貯金にも投資リスクがある

    日本人は世界と比較しても、投資よりも貯金を好む人の割合が多いです。投資をして損をするくらいなら、口座に貯めておく方が安全だと考えるからです。しかし国債や預貯金にもリスクが存在するのです。どういったリスクが存在するのか、投資の種類を見ながらそれぞれを解説していきます。

    1、為替変動リスク

    為替変動リスクは、資産価値の目減りを引き起こします。為替相場は常に変動しており、円安や円高になります。円安になると、今まで100円で買えた商品が、130円や150円出さなければ買えなくなります。円の価値が下がってしまうので、貯金してためていた金額よりも価値が下がってしまうことになります。加えてインフレのリスクもあるため、そうなると単にお金を貯めているだけでも、資産が目減りするリスクは存在するということです。

    2、信用リスク

    会社の財務状況の悪化や倒産が起こるなどして、株や債券の発行元が当初の条件で利子や償還金の支払いができなくなる状態を表します。信用リスクは会社だけではなく、国でも起こります。そうなると、国債も価値がなくなれば単なる紙切れとなります。

    3、金利変動リスク

    金利変動リスクでは、債券と株価の価格に相関関係があります。国の金利が上昇すれば、債券の価格は下がりますが株価は上がります。一方金利が下降すると、債券価格が上がって株価は下がります。

    4、カントリーリスク

    名前の通り、国の抱えるリスクのことです。投資した国の政治や経済の変化、資本や外国為替に関する取引に規制が設けられた場合、投資した商品の価値が変動します。損失が起こったり、回収ができなくなる可能性も含んでいます。今後の日本では、国の経済状況の悪化や最悪の場合破綻するといった可能性も否定できません。

    上記4つのリスクを加味して考えると、国債も全くのリスクゼロ商品とは言えないのです。

    5、価格変動リスク

    株価などの金融商品の価格が、上下に変動するリスクのことです。

    6、流動性リスク

    流動性リスクが高い商品といえば、FXです。取引量が少ないことで、売買が成り立たないといったケースや、当初よりもかなり低い価格で売却しなければならないといったことが起こります。

    上記で説明したリスク以外にも、世の中にはリスクが存在します。リスクに関するさらに詳しい解説は、こちらの本にも掲載しているので興味のある方は覗いてみてください。

    投資家の品格

    投資でリスク回避するためには?

    投資で失敗しないためには、上記で説明したそれぞれのリスクに対してとにかくリスクヘッジすることです。ただし机上の計算や数字の計算のみの定量分析のみに頼っていては、投資で負けてしまいます。定量分析よりもさらに上にある重要なリスクとして、法的な問題や衰退リスクがあります。なぜ定性分析が必要かというと、定量分析はほんの5〜10年の期間の数字のみしか分析していないからです。政治状況の変化や戦争が起こる可能性、それらは加味していません。定性分析によると、100年以内にインフレが起きるとされています。そうなるとあなたの口座に1億円あったとしても、その価値は100分の1や1000分の1になる可能性もあります。定量分析では、そういったリスクまで考えられていないのです。チャートや価格の変動を見て、勝った負けたと一喜一憂しているのは思慮末節なところがあります。昔国債をたくさん所有していて、紙くずになった人は単に定量分析をしていただけの人です。定量分析を行うことで上りのエスカレーターに乗ることもできます。投資は勝てる人は勝てますが、勝てない人はわざわざリスクのある方を選んでいるだけなのです。

    この記事を書いた人
    投資メディア編集部
    投資メディア編集部

    日本人の投資を真剣に考えるメディア編集部スタッフ(一般社団法人日本社会投資家協会所属)です。
    私たちは、日本人に足りていないマネーリテラシーを高め、自己犠牲を伴わない社会貢献型の投資をお伝えしたく、日々活動しています。
    1つでも多く、みなさまのお役に立つ情報を提供していきますので、楽しんでいってください。

    オススメの記事

    皆さんは、老後の備えについて、どのように行っておりますか?老後の生活費に夫婦で最低月27万円、さらにゆとりのある老後を過...

    昔から、日本ではお金の話をおおっぴらにするのは恥ずかしいというような風潮があります。はしたないとか、自慢しているというよ...

    目次1 海外積立とは2 海外積立のメリット2.1 高利回り2.2 豊富な金融商品2.3 複利運用2.4 ドルコスト平均法...

    マネーリテラシー向上を高めるメールマガジン国内海外投資戦略

    日本および成長を続けるタイ、カンボジア、マレーシア、フィリピン、そして中国での投資、ビジネス、M&Aの最新情報を現地レポートも交えてお届けします。

    メルマガ登録はこちら

    一般社団法人 日本社会投資家協会
    〒108-0074
    東京都港区高輪3-25-22 高輪カネオビル8F
    協会活動内容
    • 国内&海外投資案件の監修
    • 各種講座、講演会、セミナー、その他イベントの企画、開催及び運営
    • 各種講座、講演会、セミナー、教育機関等への講師の派遣
    • 各種サービスの提供、仲介及び斡旋
    • 著作権、その他知的財産権の管理
    • コンサルティング業
    • 会員組織の運営
    Copyright ©2019 日本人の為の国内&海外投資戦略!! All Rights Reserved.