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  • 老後に備えよう!貯蓄型保険とは?

    2018/11/29  マネーリテラシー

    皆さん、老後の貯蓄…してますか?老後の貯蓄はしたいけど、なかなか貯蓄するの難しいよね…と思っているあなた。「貯蓄型保険」についてご存知でしょうか?
    貯蓄したいのに保険って…どういうこと?貯蓄っていってもちょっとしかできないんじゃないの?聞いたことあるけどイマイチわからない…、そういった方も多いのではないのでしょうか?実は、この保険は老後のための貯蓄機能としてとても有効な方法なのです。
    そこで今回は、そんな老後の備えとしておすすめの「貯蓄型保険」について、わかりやすくご紹介しましょう!

    なぜ保険で老後のための貯蓄するのか?

    「貯蓄型保険」で「貯蓄」する理由とは?

    老後に備えるために「貯蓄」は必須ですよね。早めにコツコツと始めている人や、まったくしていないといった人までさまざまだと思います。しかし、なんでもそうですが、老後のための貯蓄は始めるのが早いほうが当然蓄えも多くなりますから、早いうちにスタートするのがのちのちの精神的プレッシャーも少なくなります。
    そんな老後のための貯蓄方法として、有効なもののひとつが「貯蓄型保険」です。貯蓄型保険とは、毎月保険料を積み立て(支払い)、いざという時は保障をしてくれるという保険としての機能のほか、満期や解約した際には積み立てた(支払った)お金を受け取ることができるという保険商品のことをいいます。(特に終身型生命保険が多い) つまり、「掛け捨て型保険」のように、毎月支払った保険が返金されないといったことはないため、老後のための長期的な貯蓄としては最適と言えるでしょう。
    また、一般的に銀行などへの定期預金の場合、金利が低すぎて貯蓄が預けた分以上に増えることはなかなか難しいですよね。そこで、銀行への預貯金以外で別の貯蓄方法を考えたくなるわけですが、株などのようにリスクがありそうなものには気軽に手を出せない、老後の貯蓄なので冒険できない、そう考える方が多いようです。
    そういった点で、貯蓄型保険の場合は、いつもかけている保険の延長という感覚もあるため始めやすく、受取額の利率の面でも定期預金の金利などと比べると高いため入る人が多いと言えます。貯蓄型保険の場合は、保険料の払い込み期間が終わった後であれば、年々「返戻率(へんれいりつ)」という受け取り金額の上乗せ利率が高くなっていき、払った分以上の金額を受け取ることができるのです。

    老後の生活資金に「保険」を検討している!

    とはいっても、実際にどのくらいの人が老後の貯蓄を「保険」で検討しているのでしょうか?実際に、「生命保険に関する全国実態調査〈速報版〉」(平成27年度)では、これから生命保険に加入したいと考えている人にどのような保障内容のものに興味があるかについてアンケートを行っています。
    下記のアンケート結果によると、いざという時の病気やケガに備えるという内容はもちろんですが、「老後の生活資金の準備に重点をおいたもの」「保障と貯蓄をかねたもの」「介護費用の準備に重点をおいたもの」といった老後に必要な資金のための保険を検討している人が、世帯主・配偶者ともに多いことがわかります。

    図1(引用元)「生命保険に関する全国実態調査〈速報版〉」(平成27年度)

    図2(引用元)「生命保険に関する全国実態調査〈速報版〉」(平成27年度)

    また、老後の備えのための保険というだけでなく、貯蓄と保障をかねたものという「貯蓄型保険」が有効と考えている人が多いこともわかりますね。では、具体的に、おすすめの貯蓄型保険と、そのポイントと注意点を見ていきましょう。

    おすすめの「貯蓄型保険」とは?~ズバリ「低解約返戻金終身型保険」!

    リスクの少ない保険で貯蓄しよう!

    実は、貯蓄型保険と言ってもさまざまな種類があり、リスクの高いものから低いものまでいろいろあります。ですが、「確実に貯蓄をして、運用リスクが少なく、しっかり払い込んだ分プラスαを受け取ることができるもの」となると、おのずと絞られてきます。
    そこでポイントはやはり、「リスクが少ない」ということではないでしょうか?というのも、前提条件として、この保険を加入するからには、途中解約をせずに、満期までしっかり支払うという長期戦になります。ですから、せっかく払い込んだのに実際に受け取るときにもとが取れないという商品では長年コツコツ貯めた意味がなくなってしまうからです。そういう意味で、貯蓄型保険の中でもリスクの高い「外貨建保険」や「変額保険」といった為替や運用次第で受け取る額が変わってしまうものは避けたほうがよいでしょう。

    「低解約返戻金終身型保険」のおすすめポイントとは?

    では、リスクが少なく、かつしっかりと貯蓄ができる保険でおすすめなのは何かというと…、ズバリ「低解約返戻金終身型保険」です!なぜおすすめなのか、次の項目でその理由とおすすめポイントをお話ししましょう。

    ポイント①:気軽に解約できないため、確実に貯蓄することができる!

    普通預金や定期預金など、いざ貯蓄しはじめても、ついつい手をつけてしまう…という人がいるのではないでしょうか?そんな方には最適な貯蓄方法となります。というのも、この保険は、途中解約してしまうと払い込み額の満額を受け取ることができないため、意志の弱い方であっても「損をしない!」という思いから続けることができるからです。ただし、長期に及ぶ払い込みになるため、始める際には無理のない保険料の設定にする必要があるでしょう。

    ポイント②:終身型生命保険のため、一生涯の保険が得られる!

    この保険は、通常の「終身型生命保険」と同様、払い込み期間が終了したとしても一生涯にわたって保障が得られます。また、更新が必要な定期保険ではなく、終身保険であるため、毎月の保険料がそれ以上上がることはありません。ですので、長期にわたって払い込む保険としては、終身保険というのは外せないポイントになるのです。
    また、死亡保障ということで、万が一の際の葬式費用や死亡保険金の受け取りもありますし、生命保険特有の非課税枠があるため、税金対策にもなります。また、高度障害という状態になってしまった場合にも受け取ることができるため、こころ強いでしょう。同じようにお金が返ってくる個人年金保険の場合は、あくまで年金受け取りに重点を置いたものになるため、生命保険としての機能がある低解約返戻金終身型保険の方がオススメです。

    ポイント③:払い込み期間を過ぎると、受取額が必ず増える!

    しかも、無事あらかじめ決めた払い込み期間が終われば、それ以後は毎年返戻率という利率が増えていくため、必ず払い込み以上の額を受け取ることが可能です。以下の図のように、払い込みが完了するとグーンと解約返戻金があがります。

    図3(引用元)保険用語集「保険ソクラテス」

    ちなみにこの返戻率は、あらかじめ契約時に決めている固定型と、受け取り時の金利によって変動する変動型があります。固定型であれば、将来どのくらい受け取れるのか契約時の段階でわかっているので、より計画的に貯めることができるでしょう。
    また、変動型の場合は、インフレの時(金利上昇時)には、変動型のものの方が当然、受取額が増えるということになります。どちらを選んだとしても、払い込みが完了した後であれば、払い込んだ分は必ず受け取れることは保障されていますので、安心です。また、返戻率といえば、個人年金保険の方が利率が高いと思われがちですが、そのまま引き出さずにおいておくことで、個人年金保険よりも利率が上がることも多いため、やはりこちらのほうがおすすめですね。

    ポイント④:通常の解約返戻金保険よりも、満了直後の受取額が増える!

    これは、「低解約返戻金終身型保険」と「低」が付いていることでもわかると思いますが、保険料の払い込みをしている期間中にもし解約してしまった場合、返戻金の受け取り額が少ないというデメリットはあるものの、その分、払い込みを終えてしまえば一気に受取額がはねあがるというメリットがあります。(上記の図3をご参照ください)
    また、通常の終身保険よりも月々の保険料が安く設定されているため、続けやすいといったメリットもあります。

    ポイント⑤:節税ができる!

    実は、「生命保険」であるため、「生命保険料の控除」が受けられるというメリットがあります。会社員であれば、毎年、年末調整で会社に書類を提出する、アレですね。これは、生命保険控除といって、払い込んだ保険料をもとに、ある一定の税率が所得にかけられ、所得税などが決まる制度になります。生命保険であるため、そういった控除が受けられるメリットがあるのもおすすめポイントとなります。
    また、これはテクニック的なものになりますが、受け取り額の際に、課税されずに受け取ることが可能です。実は、生命保険の返戻金は、「一時所得」という扱いになるため、50万円以内であれば税金(所得税)がかからないのです。つまり、解約するときに全額を受け取るのではなく、1年ごとに50万円以内で解約すると全く税金がかかることなく受け取ることが可能となります。

    【注意点】

    メリットも多い保険ですが、デメリットも当然あります。そのデメリットをちゃんと理解してから契約しないと大変なことになりかねないので、注意が必要です。その注意点は、以下の通りです。

    ●途中解約をしない
    ●無理のない金額を設定する

    貯蓄型保険をする上での最大のデメリットは、途中解約をしてしまうとすべて水の泡…となってしまうことです。保険料払い込み期間中に途中解約すると満額もらえない仕組みになっているのです。せっかく長年払ったのに満額もらえないなんて…悲しすぎますね。また、払い込みの満了年齢の設定も60歳などの長期となりますので、続けやすい保険料の設定がかかせません。
    また、そういう意味では、「途中解約ができない」「途中解約すると損をする」保険となるため、老後以外の目的で急にお金が必要になった場合に、お金を引き出すことがとても難しい保険となります。その点を十分注意する必要があるでしょう。

    【まとめ】老後の貯蓄には「低解約返戻金終身型保険」で備えよう!

    老後の貯蓄方法についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?老後の貯蓄に最適な保険としては「低解約返金終身型保険」がいちばんオススメの保険となります。とはいえ、始めるのは早いうちから。そうしないと、月々の保険料が高くなったり、受け取り年齢が高くなってしまったりといざという時に使えない貯蓄となってしまう可能性もあります。それだけは避けたいですよね…。そういう意味でも、もう一度しっかり老後の貯蓄について計画的に考えて、できるだけ早めに始めることが大切です。皆さんの素敵な老後ライフのために、以上の内容を活かしてコツコツと貯蓄を始めていきましょう。

    【引用文献】

    図1・図2(引用元)「生命保険に関する全国実態調査〈速報版〉」(平成27年度)
    http://www.jili.or.jp/press/2015/pdf/h27_zenkoku.pdf

    図3(引用元)保険用語集「保険ソクラテス」
    http://hokensc.jp/yougo/teikaiyaku.html

    この記事を書いた人
    投資メディア編集部
    投資メディア編集部

    日本人の投資を真剣に考えるメディア編集部スタッフ(一般社団法人日本社会投資家協会所属)です。
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