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  • 貯蓄と投資の割合は?貯蓄と投資の違いから投資の種類まで
  • 貯蓄と投資の割合は?貯蓄と投資の違いから投資の種類まで

    2018/11/30  マネーリテラシー

    将来のことを考えると、安心を得るためにある程度のお金を蓄えておきたいと考えるのは誰しも当然のことだと思います。将来退職した時に備えて、老後資金は必要となるでしょう。もしあなたが結婚して家庭を持っているのであれば、マイホーム建築の費用や子供の教育費も準備しておかなければなりません。ここでは貯蓄と投資の違いから、将来に向けてどのように運用すればいいのかまで解説していきます。

    貯蓄と投資の違いとは?

    「貯蓄」と「投資」の違いは簡単に言うと、貯めることと運用することです。

    貯蓄

    銀行などにお金を預けておくこと。コツコツと積み立てることで、安全に資産を蓄えることができます。お金を預ける先としては、株式や投資信託、債権や外貨建て商品が考えられます。しかし、貯蓄では大きくお金を増やすことはできません。

    投資

    将来利益を増やすために、事業などに資金を出すことです。有望な投資先に資金を投入した場合は大きく資産を増やすことが可能ですが、元本は保証されません。

    貯蓄はインフレに弱い

    投資にはリスクがあるため、元本は保証されません。そのため一般的には、失敗してお金をなくすよりは、コツコツと貯蓄をしてお金を貯めるほうが安全だとされています。しかし一見すると安全な貯蓄にも、デメリットがあります。それは経済状況が、インフレ(インフレーション)になった時に起こります。経済がインフレになると、今まで1円で購入できた商品が130円になるなど、それ以上の値段に上がってしまいます。つまりお金の価値が下がってしまうため、貯蓄しているお金の価値も下がってしまうのです。今すぐにインフレになるわけでありませんが、近い将来日本にもインフレが起こる可能性は十分にあります。少子高齢化が進んでいる日本では、労働人口が減って生産力が下がり、国力が下がると予想されています。すると国の力は下がるために、長期的に見れば円安の状態になります。今まで100円で購入できた商品が、140円払わなければ買えない状態になる可能性があります。そうなるとインフレーションの状態と同じことが起こり、お金の価値が下がってしまうのです。それでは将来に向けて、貯蓄と投資を活用してどのように資金を増やしていけばよいのでしょうか?

    貯蓄と投資の配分はどのくらいが妥当?

    貯蓄と投資を行っていくのであれば、余剰なお金のうちどのくらいの金額を貯蓄して、残りを投資に回せばいいのか迷うと思います。

    「収入のうち◯◯%を投資に回すのが妥当」

    と言った根拠のない指標が世間一般では提示されています。しかしこの数値は一般的なものであり、自分の家族構成や収入を考慮せずにそのまま当てはめてはいけません。
    これまで3000人以上の投資家にアドバイスをしてきたプロの視点からアドバイスすると、可能なら収入から生活するために必要な最低限の金額を引いて残った合計金額全てです。生活する上でどうしても必要となる衣食住などの金額を無視して、「毎月収入の◯◯%を投資に回さなければならない」という言葉を鵜呑みにしてしまうのは間違いです。また貯金しておく金額の目安としては、私からすれば何もせずに2〜3か月生活できるお金があれば十分と言えます。それでも不安に感じるのであれば、あなたの不安が解消されるまで貯金すれば良いのです。不安を感じているのに、「投資しなければならない」と焦って無理して節約をする必要はありません。人生で大事なことは、美味しいものを食べたり、家族や友人と楽しい時間を過ごすことです。そういったことを我慢して、ずっと節約し続けるのは大変なことです。老後資金の準備をしたいのであれば、節約をすることよりも収入を増やすことを考えましょう。貯蓄と投資の割合については、以下の動画で画像付きで詳しく解説しています。

    投資と貯金の割合はどのくらい?

    あなたにぴったりの貯蓄と投資金額を決める3つの方法

    1.将来の目的から決める

    毎月どのくらいの金額を貯蓄と投資に配分するのか?その金額を決めるために最初にしなければならないことは、将来どのような生活を送りたいのか目標や目的を設定することです。全く働かずに年金と貯蓄のみでの生活を送りたい人と、生涯現役で働き続ける人とでは必要となる老後資金の金額は変わってきます。闇雲に毎月貯金しなければならないと焦るのではなく、将来設計を立ててみましょう。

    2.現在の収入状況と年齢、目標金額から決める

    仮にあなたの年齢が40歳で毎月の収入金額が30万円だとすれば、そのうち必ず必要となる金額(家賃や携帯料金などの固定費)を30万円から差し引いて、投資や貯蓄に回すことができる金額を出します。
    次にあなたが将来何歳で引退したいのかを決めます。65歳で引退を考えているのであれば、投資で運用できる期間は25年となります。例えば65歳になった時、老後資金が1000万円欲しいと考えているとします。そうなると、毎月5万円のうちいくらを投資に回せば1000万円を貯めることができるのかがわかります。

    3.商品の利回りから決める

    目標の金額を貯めるためには、どのくらいの利回りの商品を選択するかによっても運用期間は変わってきます。あなたがより高い利回りの商品を選択すれば、増える金額は多くなるため短期間で目標金額を貯めることが可能になります。しかし高い利回りの商品は、その分元本割れするリスクも高いため無理のない運用をすることが大切となります。

    お金持ちのポートフォリオは?

    あなたが将来豊かな生活を送りたいと考えているのであれば、お金持ちの人たちはどのような投資や資産運用をしているのかについて理解を深めることは非常に有効となります。参考までに、富裕層のポートフォリオはどのようになっているのかお伝えします。富裕層によってそれぞれ異なるのですが、ある富裕層のポートフォリオは、株式が30%で預金金額が30%となっています。

    投資をするなら長期投資がおすすめ

    投資で失敗する人の特徴として、ほとんどの人が短期視点で投資を考えてしまうことにあります。短期的に大きな金額を手にいれたい気持ちはわかりますが、短期で大きな利益を得られる商品はリスクが高いです。そのためお金を安全に着実に増やしたいのであれば、短期投資よりも長期投資がオススメです。長期で運用する方が、失敗する確率は低くなります。あなたの資産を安全に守るうえでも、短期投資ではなく長期投資を選ぶようにしましょう。貯蓄と長期投資を組み合わせることで、あなたの資産は着実に増えていきます。

    投資にはどんな種類があるの?

    ここでは投資先として、どのような種類の商品があるのかについてみていきましょう。

    投資信託

    一般的な会社員の方は、普段は自分の仕事をしているので株式投資などで利益を得ることは難しいと言えます。そのため投資をして運用したいと考えているのであれば、プロに自分のお金の運用を任せる方が安全です。投資信託では、自分のお金をどの投資先に何%の配分で投資するかを決めれば、後の運用はプロが行ってくれます。

    ideco(確定拠出年金)

    確定拠出年金は、自分自身で老後の資金を積み立てることができる制度です。一般的に投資を行って利益を得ると、税金を取られます。しかし確定拠出年金では、運用金額が所得から控除されたり、運用で得た利益は非課税などのメリットがあります。そのためあなたの会社にこの制度があるのであれば、利用しないのはもったいないと言えます。

    NISA

    個人で利用できる投資制度です。あらかじめ投資できる金額と運用期間が決められていますが、株や投資信託で得た利益には税金がかかりません。

    この記事を書いた人
    投資メディア編集部
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    日本人の投資を真剣に考えるメディア編集部スタッフ(一般社団法人日本社会投資家協会所属)です。
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