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    2018/11/29  マネーリテラシー

    投資のプロはその道で生きているため、再起不能になる失敗は許されません。それではプロ投資家たちは、いったいどんな視点で投資をしているのか、どんな点が一般投資家に比べて長けているのかについて解説していきます。

    とにかくリスクヘッジ

    一般投資家は投資対象を決めるとき、その商品は年利◯◯%、いくらの利益が見込めるのかといった点に注目します。おそらくほとんどの人が、どのくらい儲かるかということしか見ていないのではないでしょうか。例えばFXでは、レバレッジをかけるという手法をよく耳にします。レバレッジは大したことないと言いますが、プロの投資家から見れば変動リスクがとんでもなくあります。レバレッジをかけると、変動リスクが30%でも3倍なら90%。FXなんかは10倍以上が普通ですから為替の平均的な変動リスク35%に10倍もレバレッジをかければ、350%の変動リスクになるのです。そんな危険なことを、素人投資家は平気でやります。結果、利回りにとらわれて、元本が消えてしまったということが起こります。利回りが何倍にもなるとか、そんな話の裏にはリスクだらけです。ここにプロ投資家と、素人投資家の考え方の違いがあります。
    素人は「儲けなければ失敗」という感覚です。それに対してプロは、「損をしなければ失敗じゃない」と考えますので、リスクをいかに減らすかが大事なのです。投資信託などの目論見書には、「為替変動リスクがある」といったように、リスクについては記述があります。一方プロであるヘッジファンドの目論見書には、「リスクに対してどういう管理を行うか」について書いてあります。プロ投資家のやり方は、リスクに対しての管理体制をまず作ってから始めます。特に投資の裏付けとなる資産をプロはよく見ています。そしてリスクを徹底的に排除してからはじめて、投資することを決断するのです。目先の利益にばかり目がいって、リスクを無視してしまうと詐欺にあってしまうこともあります。いくら儲かるとしても、投資したお金を失ってしまったら意味がありません。素人は、リスクがあることを知ったとしても、「そうなんだ」で終わりです。素人投資家は、利益ばかりを追求してリスク管理を疎かにしてしまいます。リスクをどう管理するか、正確に把握した上で投資を行うのがプロ投資家です。

    投資の基本は守り

    素人投資家はとにかく攻めることしか頭にありませんが、投資のプロは違います。徹底的な守りがなければ、攻めはないのです。孫子の兵法の一つに、「攻撃は最大の防御」という言葉があります。それでは将棋を例にして、プロの投資家の視点を解説しましょう。将棋好きの人はご存知かもしれませんが、将棋の対戦を見ていると中級者以上の人ほど守りに徹しているのがわかります。上級者は相手の守り方を見ながら、相手が攻撃しにくい守りを考えるのです。将棋の上級者の試合では、お互いに「相手のどの部分の守りが弱いか」の探し合いをしています。そこにほんの少しのホコロビを見つければ、すぐにそこを攻撃します。素人はまず攻めることを考えて、攻めて攻めて攻め続けた結果、後もう一手というところで手詰まりになります。そこを、プロ投資家に突かれてやられるということが結構多いのです。
    会社の事業を例にすると、一つの事業で成功し、さらに売り上げを上げるために様々な事業に手を出す企業があります。そして多角化しすぎて事業がうまく回らなくなった時、最初に始めた本業の事業自体も手がつけられない状態になり、破綻してしまうということがあります。
    そのため投資の世界でも、儲かる方へ儲かる方へ、ハイリターンばかりを追求してしまうと、リスクが見えなくなって大体が損をします。あなたの周りをみてください。無謀にも株やFXに飛びついて、攻めている人たちの現状はどうでしょうか?
    ところがプロ投資家に、攻めはないのかというとそうではありません。彼らは普段防御することに徹し、最大の機会が訪れるのを待っているのです。とにかく資産が減らないように守っていれば、ある時大きなバブルが起こることがあります。最近で言えば、仮想通貨でしょうか。そんな時、彼らは一気に攻めに出るのです。そして素人投資家は、バブルが発生してから飛びついて大火傷をしてしまう。投資のプロの視点は、守りが基本となります。とにかく損しないもの、リスク回避を行うことで、最終的にダイヤモンドリターンが得られます。

    人の行く裏に道あり花の山

    こちらの言葉ですが、相場をやっている人であれば必ず勉強する言葉です。人が集まっているところには、一見すると花の山があるように思えます。しかしそこには、実のところは何もないのです。そして人が集まっているところは、労多くして益なし。投資なら高値づかみです。ニッチのような人と違うところに本当の花の山があり、リスクが少なく利益になる何かがあるものです。最近ではやれ民泊だ、次は仮想通貨だと一般人が騒いでいますが、みんなが騒いでいる状態ではすでに花はなくなってしまっているのです。プロの投資家は民泊が始まる以前から民泊に目をつけていますが、「民泊やりませんか」といったスパムメールがたくさん届くようになってみんなが知りだしたらもう遅いのです。そうなるとこれはもう既にみんなが参入して、競争が激しくなってダメだということが分かります。日本は現在少子高齢化が進み、全体的に衰退期に入っています。そのため日本では、成長分野には多くの人が一斉に群がってきます。だから成長分野で需要が不足していたとしても、決してそのブームは長続きしません。みんなが集ってるところには、需要の不足が解消されつつあるのです。それはつまり何を意味するかというと、損をする原因が生じようとしているのです。反対にみんなが見向きもしないところには、儲かる原因があったりするのです。そしてその原因は、成長期にもかかわらず需要に対して供給が足りなければ、投資で成功する確率は高くなるのです。

    この記事を書いた人
    投資メディア編集部
    投資メディア編集部

    日本人の投資を真剣に考えるメディア編集部スタッフ(一般社団法人日本社会投資家協会所属)です。
    私たちは、日本人に足りていないマネーリテラシーを高め、自己犠牲を伴わない社会貢献型の投資をお伝えしたく、日々活動しています。
    1つでも多く、みなさまのお役に立つ情報を提供していきますので、楽しんでいってください。

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