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  • HSBC香港の口座開設をするメリットや口座開設をするために大事なことは?
  • HSBC香港の口座開設をするメリットや口座開設をするために大事なことは?

    2020/04/05  海外投資

    海外の不動産やファンドに投資したい日本人に人気が高い銀行がHSBC香港です。ただ、2015年以降、HSBC香港の口座開設ができない人が増加しています。

    本記事は、

    • HSBC香港に口座開設をするメリットを知りたい
    • 口座開設できない原因や対策を知りたい
    • 日本にいながらHSBCを利用したい

    と考えているあなたに向けて書いています。

    忙しい人は、見出しを読むだけでも理解できるので、ぜひ読んでみてください。

    HSBC香港の口座開設をする5つのメリット

    HSBC香港は日本人の間でとても人気が高い銀行で、5つのメリットがあります。

    1. 日本円を含み12種類の外貨を持つことができる
    2. 日本では購入できない海外の債権・株式・世界中のファンドが買える
    3. HSBC銀行の信用が高く、資産の分散が可能
    4. インターネットバンキングや日本のATMからも利用できる
    5. 海外銀行の中でも日本から近い距離にある

    順番に解説します。

    1.日本円を含み12種類の外貨を持つことができる

     
    HSBC銀行では日本円を含む12種類の外貨の普通預金や定期預金ができます。対応している外貨は、以下の12種類です。

    • ドル
    • ユーロ
    • ポンド
    • オーストラリアドル
    • カナダドル
    • ニュージーランドドル
    • 香港ドル
    • 人民元
    • シンガポールドル
    • スイスフラン
    • タイバーツ

    先進国の通貨だけでなく、アジア圏の外貨も提供されています。また、12種類の外貨を一つの口座で管理できるので、口座開設を何度も行なったり、ログインをし直したりする必要はありません。

    さらに、海外の銀行ですが、日本円を外貨に両替することなく入金できるので便利です。

    2.日本では購入できない海外の債権・株式・世界中のファンドが買える

    HSBCでは日本の金融機関では扱っていない世界中の金融商品を取引できます。アメリカや香港の個別株・生命保険・オフショアファンド・債権などの取引ができます。

    また、日本では投資できる商品に限りがあります。しかし、HSBC銀行では、日本では取り扱っていない商品だけでなく、運用成績が良い商品や利回りの良い商品も多いため、資産を増やしやすくなります。日本の預金の金利や金融商品の利回りに不満を抱えている人にはおすすめの銀行です。

    3.HSBC銀行の信用が高く、資産の分散が可能

    銀行名 スタンダード&プアーズ ムーディーズ フィッチ
    HSBC銀行 AA- Aa3 AA-
    みずほ銀行 A A1 A-
    三菱UFJ銀行 A A1 A
    りそな銀行 A A2 ×

    HSBC銀行の信用格付けは、日本の大手銀行よりも高く、破綻の可能性は低いです。海外には多くの銀行がありますが、HSBCほど信用の高い銀行は多くありません。

    また、日本で社会不安や地政学的リスクにより預金封鎖やペイオフが起きても、HSBCの銀行に資金を預けておくことで資産を守ることができます。HSBC銀行では、他の外貨を持つことができるので、為替変動リスクで急激な円安になっても、円以外の通貨を保有すれば、資産のリスクを抑えることが可能です。

    4.インターネットバンキングや日本のATMからも利用できる

    HSBCに口座開設をすれば、日本からインターネットバンキングで、「金融商品の購入」「残高の確認」「口座間の資金移動」「資金の出金」などが可能です。したがって、最低限香港に行かなければならないのは口座開設の時だけ。

    またセブン銀行やゆうちょ銀行のATMから出金を行うことができるので、いつでも手軽に利用することができます。

    ただし、注意点が2つあります。

    • 口座開設をしただけでは、日本のATMでは使えない
    • 日本のATMからの入金は不可

    口座開設をしただけでは、香港国内でしかATMの利用ができません。日本のATMで利用したい場合は、海外ATMの引き出し限度額を設定する必要があります。

    インターネットバンキングからHSBC銀行の口座への送金はできますが、日本のATMからの入金は不可能です。

    5.海外銀行の中でも日本から近い距離にある

    海外の商品に投資するためには、基本的には現地に行き、海外の銀行口座を開設する必要があります。ただ、飛行機で半日以上掛かる国も多く、時間とお金が多く掛かります。

    しかし、HSBC銀行がある香港は、オフショア地域の中でも、日本から近い距離にあります。片道最短4時間で行くことができるので、口座開設もしやすいです。

    また、万が一、口座のトラブルが発生し、銀行の窓口に行かなければならなくなったとしても、すぐに行ける距離にあります。

    そのため、HSBC香港銀行の口座開設を手助けしてくれるサポート業者の数は、他の国の銀行口座開設をサポートしてくれる業者よりも多いです。

    ネットからでも多くの情報を集められるので、よく比較してサポート業者を選ぶことができます。

    HSBC香港で開設できる口座は4種類

    HSBC香港で開設できる口座は4種類です。

    口座の種類 パーソナルインテグレーテッド アドバンス プレミア ジェイド
    最低預金額 5,000HKドル 200,000HKドル 1,000,000HKドル 過去3ヶ月間で7,800,000HKドルor1,000,000ドル以上の残高がある
    口座維持手数料 無料 無料 380HKドル 無料
    担当者がつく ×
    ラウンジ × ×
    クレジットカード発行 ×
    グローバルトランスファー × 7ドル掛かる 無料 無料

    HSBC銀行の口座開設をする場合、日本人の多くはアドバンス口座を開設することになります。

    アドバンス口座の特徴は、

    • 資産運用や管理についてサポートしてくれる担当者が付く
    • HSBCの支店間の送金ができるサービスを利用可能
    • HSBCのラウンジが利用できる

    ことです。

    パーソナルインテグレーテッド口座よりも提供されるサービスが良くなります。

    プレミア口座の特徴は

    • あなた専任のスタッフが資産運用のサポートを行ってくれる
    • ほぼ審査なしでクレジットカードを発行できる
    • 他の国のHSBC銀行のプレミア口座を開設できる

    などなど、特典がさらにグレードアップします。クレジットカードもほぼ審査なしで発行できるようになります。
    そして、2020年2月から登場したジェイド口座は最上級クラスの口座です。ジェイド口座にも専任のスタッフがついており、専用のラウンジが提供されるなどのサービスもあります。

    HSBCの口座開設をするために大事なこと

    HSBCの口座開設をするために大事なことについて解説します。

    口座開設のハードルが年々上がっており、英語が話せることは必須

    年度 口座開設の基準
    2012年
    • パスポートと日本の運転免許証があること 
    • 口座開設時に最低20万円を預け入れること
    2016年
    • パスポートがある 
    • 国際運転免許証か英文銀行残高証明書の提出 
    • 英語か中国語で会話ができる
    2019年
    • これまでの基準を満たしていること 
    • 口座開設時に90万円以上の入金をすること 
    • 3ヶ月後に200万円以上の入金をすること 
    • 残高証明書の提出(残高300万円以上) 
    • 海外投資経験がある

    HSBCの口座開設の基準は年々厳しくなっています。2012年頃は、パスポート・日本の運転免許証・20万円程度のお金があれば、簡単にスマートバンテージ口座(現在のパーソナルインテグレーテッド口座)の開設が可能でした。

    しかし、HSBC銀行の規定は何度も変わり、通訳の同席ができなくなります。さらに、2016年以降は、英語か中国語での会話ができることを求められるようになりました。

    そして、2019年には、口座開設時に必要な預入金額が300万円も必要になるなど、さらに厳しくなっています。

    英語についても、カタコトの英語ではなく、スムーズな会話が求められます。そのため、多くのサポート会社は、事前に利用者と、口座開設のやり取りを想定した英会話のトレーニングを行っています。このように、HSBC香港の口座開設は年々厳しくなっているのです。

    口座開設をしたい理由が明確でないと、審査に通らない

    HSBC銀行の口座開設時には、必ず口座開設の目的を聞かれます。
    さらに、英語で受け答えをしても

    • 口座に預け入れる金額が少ないのはなぜ?
    • わざわざ、香港まで来て口座開設をする必要はないのでは?

    と深くつっこまれて質問された時に、担当者が納得する受け答えをする必要があります。

    年収やどんな仕事をしているのかという点なども聞かれるなど、会話ができるレベルの英語を求められます。

    英語が話せない人はサポート会社のツアーを利用する

    英語がスムーズに話せない場合は、HSBCの口座開設ツアーなどを主催しているサポート会社を利用して口座開設を利用しましょう。

    もし、英語で会話が上手くできずに口座開設に失敗すると、香港までの費用と時間を無駄にしてしまいます。費用が安いサポート会社であれば、3万円前後。費用が高いサポート会社の場合は、10万円ほど掛かります。サポート内容は同じなのに、他の業者よりも明らかに高いお金を取る業者もあるので、必ず、他の業者と比較しましょう。

    また、口座開設時や口座開設後のフォローがしっかりしている会社を選ぶこと大切です。
    例えば、

    • 口座開設前の英会話の練習をしっかりと行ってくれる
    • インターネットバンキングのマニュアルを用意している
    • トラブルが起きた時も丁寧に対処方法を教えてくれる

    などのサポートは必須です。

    ある程度英語が話せる場合でも、サポート会社を利用する価値はあります。なぜなら、トラブルが起きた場合にHSBC銀行とのやり取りや書類の記入を全て1人でやるのは大変だからです。

    HSBCの口座凍結には注意する

    HSBC銀行の口座開設後にトラブルが起きることは珍しくありません。主なトラブルの代表が口座凍結です。

    口座凍結をされる原因で多いのは、

    • 24ヶ月間、HSBCの口座残高に変化がなかった
    • 数ヶ月に1回アクティベーションを全くしていない
    • インターネットバンキングの番号を4回連続で誤って入力

    など。
    HSBC銀行は、24ヶ月間、口座から資金が動いていないと口座凍結の対象になります。香港に行かずに入金などをしたくない場合は、通貨の両替だけでも大丈夫です。

    また、数ヶ月に1回アクティべーションを必ず行う必要があります。アクティベーションとは、残高照会や出金などの作業のこと。一度、口座凍結をされると、HSBC銀行に電話を掛け、わざわざ香港まで口座の凍結解除に行かなければなりません。他にも、3日間連続して多額のお金をATMから引き下ろした場合は、犯罪への利用を疑われ、口座を止められることもあるので注意してください。

    HSBC銀行の口座開設は厳しくなっている

    HSBC銀行の口座開設は他のオフショア銀行と比べても、段違いに厳しくなっています。そのため、口座開設のサポート業者の利用はほぼ必須と考えて良いです。

    ただ、口座開設ができれば、日本だけでなく、海外の様々な金融商品の取引や資産の分散ができます。

    口座開設ができるうちに、申込みをしておくことをおすすめします。

    この記事を書いた人
    投資メディア編集部
    投資メディア編集部

    日本人の投資を真剣に考えるメディア編集部スタッフ(一般社団法人日本社会投資家協会所属)です。
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