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    2020/01/12  海外投資

    投資信託とは、直接的に株式投資するのではなく、投資家から集めたお金を「投資のプロ」が投資・運用する商品のことです。運用成果が投資家に分配されますので、手軽に分散投資できます。

    リスクの高い海外株式投資ではなく、海外、特に東南アジアの投資信託ってどうなのか?と考えるのは、自然の流れです。そこで、今回は、東南アジアの投資信託についてまとめてみました。

     

    投資信託のメリットとデメリット

    かつてのソニーやホンダのような、将来確実に急成長するであろう企業を、その前段階で見極められればいいのですが、それは投資のプロでも難しいでしょう。では、どこか特定の企業ではなく、あらゆる銘柄を購入しておくという方法はどうでしょうか。インデックスに投資をするという手法も含め、個別の銘柄への過度な期待と投資を避けるという考え方は持っておいてもいいのかもしれません。

    こうした株の購入方法の一つに、投資信託があります。リスクの分散ができる点で、この投資信託はメリットが感じられる投資手法となるでしょう。一方で、リスクが減る分、投資信託ならではのデメリットもあるので、これも押さえておかなければいけません。例えば、手数料が非常にかかる点。さらには利益率の低さ。そして、自らの裁量で売買することが困難なケースがある点などが挙げられます。

    また、インデックスへの投資と、それを含まない株への投資信託を比較した場合、後者は前者の成績を超えることがないというのが市場の大方の見方です。利益率の低さとリンクする部分ですが、仮にある程度の利益を出したとしても、やはり手数料等の経費がかかり、さほど利益が積み上げられないのも、投資信託に旨味があまりないと言われる点でしょう。

    にもかかわらず、週に1度や月に1度しか売買ができないとなれば、ベストなタイミングで買ったり売ったりすることができないわけですから、どれだけの利益と満足感が得られるかは、極めて不透明です。それでも投資信託に手を出すメリットがあるとすれば、東南アジアのような、成長がほぼ約束されている国々を対象としていることでしょうか。

    大きな利益は得られないものの、大きな損をする可能性も極めて低いと思われるためです。わずかであれば、確実に利益を積み上げることができるでしょう。
     

    最初の投資先は?インデックスファンドについて

    株の銘柄を投資信託によって購入することにはメリットもデメリットもありますが、よりメリットを享受したいのであれば、上で少し触れたインデックスの投資信託、いわゆる「インデックス・ファンド」への投資を検討してみるといいかもしれません。

    このインデックス投信やインデックス・ファンドと呼ばれるものは、すでに指標の構成が決められているため、手数料等の経費を安く押さえながら投資に携わることが可能です。株の投資信託はデメリットも多いと指摘しましたが、このインデックスへの投資信託であれば、将来的な成長が約束される東南アジアにおいては損のない投資対象となることは間違いないでしょう。

    インデックスファンド以外の選択肢は?ETFについて

    東南アジアへの投資の一つであるインデックス投資信託。これは企業の株を個別に購入する手法と比較するとリスクが少なく、長い目で見ればほぼ確実に利益が得られる、非常にお勧めの投資手法となります。

    もう一つ、「ETF」について考えてみてもいいかもしれません。これは「Exchange-Traded Found」の略で、証券取引所を介して取引を行う投信を指す言葉です。つまり、通常の個別銘柄と同様に買ったり売ったりが可能なため、自由度が高いという点に魅力があります。投資信託の多くは、そのような自由な売買はできません。もし次に売買できるまでの間に価格が乱高下したらどうでしょうか。大きな損をする可能性が高まってしまうでしょう。ETFであれば、そうしたリスクを回避しながら投資を行うことが可能なのです。

    投資家の意見や感覚、価値観が市場に影響を与えるのが投資というものですが、必ずしも自分の意見や感覚や価値観が反映されるとは限りません。予期せぬ乱高下は株価やインデックスにはつきものであるため、好きな時に買ったり売ったりできる商品が魅力的であることは、多くの投資家が否定できないところでしょう。

    加えて、ETFは個別の銘柄に投資するというものではなく、投資信託であるため、リスクの分散が可能です。個別の銘柄への投資は、その銘柄の価格変動によって損益が決定しますが、投資信託では、利益を大幅に取れない分、そうした個別銘柄の価格変動のリスクを軽減することができるのです。

    売買の自由度が高くリスクが低いとなれば、今後どうなるのか予測が簡単ではない東南アジアへの市場に投資する上では、非常にメリットの大きい商品であることは間違いないでしょう。

    ETFによる投資に魅力を感じたのであれば、それを取り扱っている証券取引所を介して購入を検討する必要が出てきます。東京証券取引所にもこれに関連した商品は置いてあるものの、選べる範囲は非常に狭く、魅力的な商品を見つけられるとは限りません。もし本格的に投資をしたいのであれば、ニューヨーク証券取引所や香港の証券取引所で取り扱っている商品に目を向けてみるといいでしょう。

    香港には「HSBC香港」という銀行があり、ここの口座を持っていれば香港の証券取引所で取り扱うETF商品に投資することができるようになります。今では日本からのツアーで、同銀行の口座開設を企画しているところもあるので、1人では壁が高いと考える人は参加してみてもいいのかもしれません。日本では、楽天証券やSBI証券でも、このETFの購入が可能です。

    東南アジアでこれから勢いがついてくるであろう国々への投資を重視するのであれば、ブラックロック・ファンド・アドバイザーズの「iシェアーズMSCIシリーズ」などがいいかもしれません。インドネシアやマレーシアなどへの投資ができるため、将来的なことを考えれば、一定の利益の確保はさほど難しくはないでしょう。

    ETFは投資信託のためリスクも限定的ではありますが、どのような銘柄がどの程度の比率で組み込まれているのかは商品によって異なるため、そのあたりもしっかりとチェックしながら実際に投資に乗り出すことをお勧めします。

    この記事を書いた人
    投資メディア編集部
    投資メディア編集部

    日本人の投資を真剣に考えるメディア編集部スタッフ(一般社団法人日本社会投資家協会所属)です。
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