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    2018/10/29  アジアビジネス

    注目が集まる前に投資を検討したいスリランカ民主社会主義共和国。神秘の国ですが、これからの投資先としての魅力はどうなのでしょうか。スリランカへの投資情報をまとめてみました。

    日本人にとっても大きなチャンスが眠っている国

    セイロンティーの産地と知られているセイロン島。スリランカと呼ばれる国のことですが、この島には2,000万人を超える人たちが住んでいます。しばらく内戦が続いていたため、少々危険な国として認知している人も多いでしょう。しかし現在はかなり落ち着いており、その反動か、経済発展のスピードは加速しGDPも順調に増え続けています。内戦が落ち着いたことにより、海外からのインバウンドが増えてきたことも、経済の発展に寄与しているようです。

    「アユールベーダ」をご存知でしょうか。健康や美に詳しい女性であれば知っているかもしれません。これは、インドに伝わる伝統医学であり、日本でいうところの民間療法的な美容及び健康法です。日本ではアーユルヴェーダと表現されることもあります。スリランカはこれが非常に有名であり、これを目的に訪れる外国人も少なくありません。

    文化的にも非常に興味深い国でもあるので、投資や事業を行う国として考える価値は大いにあるでしょう。日本人にも比較的馴染みのある文化も存在していますから、そういう観点から見た場合には事業展開しやすい国と言えるのかもしれません。その点に多くの日本人や海外の事業家などが気が付く前に、投資に乗り出しておく準備をしておくことをお勧めします。

    外国人でも不動産投資のしやすい環境あり

    危険な国というイメージが消え去れば、当然観光客も増えることになります。観光客が増えればお金が回り出すため、物価も上がることになるわけですが、スリランカはまさに今、その状況に突入しているのです。物価が上がれば、地価も上がります。土地を含めた不動産の価格も、しばらく上がり続けることは間違いありません。

    スリランカへの不動産投資ですが、検討している人には嬉しいことに、この国では日本人個人あるいは日本企業でも、土地を所有することが可能です。政府機関からあらかじめ許可を受けていなければいけませんが、多くの東南アジアの国々が外国人の土地所有に制限をかけていることを考えれば、かなり不動産投資が行いやすい国であると言えるでしょう。

    また、スリランカで不動産を購入する際には、ローンを活用することも可能です。つまり、地価を含めた物価が上昇傾向にある国において、キャッシュで不動産を買う必要がないのです。担保は購入する不動産で問題ありません。資金をそこまで用意できない人でも、この国に不動産を持つことが可能となると考えれば、より魅力的に感じるのではないでしょうか。

    ただ、税金を納める必要性が生じます。不動産購入価格と同額を税金として納めなければならず、また、これはスリランカ人以外の人にのみ適用されるルールとなっている点も押さえておきたいところです。
    そのほか、登記や弁護士費用などもかかりますが、不動産投資を行う際の到底越えられない高い壁となることはないでしょう。

    あとは、この国における不動産投資の勝算についてリサーチ・分析を徹底して行い、もしそれが見出せるようであれば、手を出す価値が出てくるのではないでしょうか。

    スリランカでの起業の可能性とは

    スリランカでの事業展開ですが、これも不動産投資と同様に、外国人にとって手が出しやすい環境となっています。まず、100%外資の企業をこの国で立ち上げることが可能な点。また、最低資本金が定められていない点は、外国人起業家にとっては有利に働く点となるでしょう。ただ、外国人の労働許可のために500万円以上を用意しないと難しいようですが、他の国と比べても規制が少ないため、やる気があれば問題なく起業に向かっていけるのではないでしょうか。

    ちなみにスリランカでは、以下のようなことは完全に禁止されています。

    ・信用取引業者の登録を行っていない貸金業
    ・警備や保安に関する事業
    ・100万ドルに届かない資本金を元に行う小売業
    ・質屋
    ・沿岸漁業

    禁止してる背景にはそれぞれに様々な理由があるのでしょうが、警備や保安に関する、いわゆるセキュリティーサービスのような事業は、武力を持つことによる武装化の可能性を排除するために禁止していると見られています。

    また、以下のような事業に関しては、政府等公的機関が一定の規制をかけています。

    ・航空機を活用した運送業
    ・船舶などを活用した運輸業
    ・軍事用機器や設備の生産事業
    ・危険度の高い薬物の生産事業
    ・通貨の生産事業
    ・規模の大きな機器等を活用した宝石の採掘業
    ・宝くじの胴元にあたる事業

    さらに、以下のような事業に関しては、40%という出資割合のキャップが設けられているものの、投資庁が承認さえすれば行うことが可能となっています。

    ・特定の農産物(砂糖、香辛料、ココナッツ、茶、ココア、ゴム、コメ)の栽培と一次加工業
    ・あらかじめ割り当ての制限がかけられている輸出材の生産業
    ・スリランカ国内に生育している木材を活用した木材関連事業
    ・再生することのできない自然資源の採掘や一次加工に関する事業
    ・旅行関連事業
    ・貨物輸送業
    ・マスコミ関連事業
    ・教育関連産業
    ・海運業
    ・遠洋漁業

    以上のように、一部産業や事業に関して制限はかけられてはいますが、裏を返せば、それ以外であれば多くの事業や商売を手がけることができるということでもあります。この国で行える事業は、選択肢はかなり広いと捉えることができるはずです。

    環境さえ整えば、このスリランカという国は、大きなチャンスが眠っていると言えるでしょう。

    この記事を書いた人
    投資メディア編集部
    投資メディア編集部

    日本人の投資を真剣に考えるメディア編集部スタッフ(一般社団法人日本社会投資家協会所属)です。
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